2.15. 2017
蛇使い座
もしもあなたが12月の前半に生まれたか、または誰かそういう人を知っているのであれば、ご注目ください! あなたの誕生日に関係なく、占星術に一般的な興味を持っているのならば、一読に値することでしょう。各サインの一般的な特性に、曖昧さを感じる場合は特に、です。
蛇使い座は、蠍座と射手座の間に位置する星座です。12月1日から18日までの間、太陽がそれに影響を与えます。射手座は特に、この期間は自分たちに属すると断言するかもしれませんが、我々としては可能な限り、区分を明確にするのが望ましいと考えています。
スラブの先人、ヒンズー教、ゾロアスター教は、太陽がこの星座の上を通過することを、古代の頃から知っていました。彼らは、神々を彼らの祈りに耳を貸さない者と呼んでいたように、自分自身しか頼るものはないと、確信していました。太陽が蛇使い座を通過する時は、吟味と精神的な再生の期間です。それは私たちを、宇宙や他の世界と接続させてくれます。蛇使い座は、黄道帯のエネルギーをらせん状に伝達するため、閉じた円ではなく、新しく開発された道へと、自由にアクセスできるのです。
地球は軸の僅かな動きに影響を与える祖先運動の対象であり、それはさらに占星術のサインの分類にも感化します。古代バビロニア人が、黄道帯の12個のサインを定めたときから、空は少しずつ移動しており、そしてまた、黄道帯も同じなのです。
太陽が蛇使い座によって制御される時期は、6週間のサイクルであり、そのとき人々は、すばらしく活発なポテンシャルか、強い直観力を持って生まれてきます。彼らはしばしば、心理学者、ヒーラー、または神秘家になります。彼らの何人かは、地球上でよい行いをするために導かれるのですが、残りは通常、正反対の行動を取ります。そこに、中間というものは存在しません。蛇使い座は、極端な形態をとるものです。彼らは喜びと幸福をもたらす(例えばサティヤ・サイ・ババ)か、不幸と逆境(アウグスト・ホセ・ラモン・ピノチェト・ウガルテ)をもたらします。彼らは非常に強いか弱く、全く賢いか、愚鈍であるか、どちらかに行動します。彼らの全てが、与えられた性質の使い方を、知っているわけではありません。彼らはしばしば、灰から再生するフェニックスのように、それまでのすべてを焼き尽くしてしまう必要があり、そうして全く別の新しい人間になるのです。
蛇使い座を、ゾディアックに含めるべきでしょうか?
この話題では常に、二つの意見が対立します。ある人は、蛇使い座は星座のサインではなくただの兆候でしかないため、古代と現在の占星術とに関係がないと主張します。またある人は、蛇使い座の占星術への組み込みや、太陽が本当に各星座を巡るのかのデータの修正をし、前者とは逆であることを証明しようとします。