10.9. 2015

ホロスコープ、一歩一歩

誰もが知っているように、ホロスコープを知るためには、少なくとも自分が生まれた日を知る必要があります。しかし、他の二つも同様に重要だと知る人はほとんどいません。その二つは生まれた場所―地理的なネットワークにおける地理的位置―と、生まれた正確な時刻(分単位でなくとも、最低でも時単位で)です。これらを知ることで、新しい世界への扉が開くでしょう。ホロスコープは、あなたのためだけに作られるのです。

ホロスコープ、一歩一歩

理論的には、これが実際どのように働くのでしょうか。最も重要なことは、クオリティと要素の正しい比を決定することです。この分類は、一般的には十二星座のそれぞれ一つに適用されます。四つの要素(火、空気、水、土)が存在し、占星術的な三つのクオリティ(基本、不動、変化)が存在します。理論的には、それぞれのクオリティの下に四つの星座が属しています。次の表で確認できます。

  基本 不動 変化
牡羊座 獅子座 射手座
空気 てんびん座 水瓶座 双子座
蟹座 さそり座 魚座
山羊座 牡牛座 乙女座

この分類は、ホロスコープの力とエネルギーを決定するために、非常に重要です。これらは私たちに影響を与えます。また、それぞれの星座の基本的な気質を知るためにも同様に重要です。

次のステップは、上昇星座のサインを学ぶことです。ここで、生まれた正確な時刻を知る必要が出てきます。そうすることで、より正確な個人の描写と、それぞれの重要な性格の特徴を得ることができるのです。上昇星座とは何を意味するのでしょうか。それは最初であり最も重要な一つの(カーディナル)ハウス(下記参照)のことで、個人の基本的な側面を決定づけています。彼の個性、外見、健康上の耐久性などです。それぞれのサインに属する、あなたの支配惑星(リージェントとして知られている)に関する事実は、個人の人生の道のりに関する情報を与えてくれます。つまり、その人の成績や表現、成功などです。

大事なことを一つ言い残しましたが、ホロスコープを組み立てるに当たって、太陽、月、惑星の位置、占星術のハウスにおける位置に注意しなくてはなりません。占星術におけるハウスとは、周辺部に十二星座の一つが配置されるスペースのようなものです。それらは十二の星座と同じように、十二種存在しています。それらの設置は、特定の個人特有のものであり、誕生における地理的な位置と時間に基づいています。それらは、人生において個人が成功する領域について多くのことを教えてくれ、一方で成功しない領域についても教えてくれるのです。

実際、占星術とは単純なものではありません。しかし、この記事から、どのようにホロスコープが働くか、ざっくりと基礎だけでも学ぶ手助けになればと思っています。残りの部分については、経験豊富な占星術のチームがサポートいたします。