2.15. 2017

占星術の十二宮

ホロスコープに使われる、占星術の十二宮の利点に関して、しばしば議論されるにもかかわらず、すべての占星術家は最終的に、それを使用せざるを得ませんでした。占星術の開発において、いくつかの十二宮のシステム(プレキドゥス・コッホ・レギオモンタヌス、または太陽系のシステムなど)が作られましたが、そのうちのいくつかは、現在でも使用されています。これらのシステムにはいくつかの違いがあり、それらはどちらかというと大きな違いなのですが、根本的にはいつも同意します。宮の数は常に12であり、当初の(最初の)宮はいつも星位で、星座の東に位置します。従って、占星術は十二宮によって、12個の部分に分割されます。各宮は人々の生活の、特定の部分を象徴しています。 惑星で満たされているものは、空のものよりも重要となります。

占星術の十二宮

ここでは、最もよく使用されるレギオモンタヌスシステムのうちのひとつである、十二宮の概要を示します。

第一宮、最初の宮は、それぞれの星位のサインを採用しています。私たちの身体的な性格を象徴し、同じ日に生まれた他の人と、自分とを区別します(それは別の時間に生まれたからに他なりません)。私たちのアイデンティティ、行動原理、他者から受ける感情にだけではなく、容姿にも影響を与えます。

第二宮は、物質的な価値観を象徴します。個人的な財産と安全保障、または福祉への見方です。これは支出や、自分自身や他人をどのような高さに考えるかなどに、影響を及ぼします。その影響は、自然との関係や人間関係の中に、見ることができるでしょう。

第三宮は教育と、コミュニケーションの象徴です。それは精神的能力・思考と、他者との関係と結びついています。それは旅行への捉え方と、一般的な行程(例えば見解を広げるための旅など)に影響を与えます。この宮のおかげで人間は冒険心を持ち、社会において、他者とうまく共存することができるのです。

第四宮では、自分の家やルーツを表します。それは単純に、私たちが安全だと感じ、自由に行動ができる場所のことです。それは必ずしも、家や建物を象徴する必要はありません。または、自身がこれらの感情を感じたり、一緒にいて気分が良いと感じたりする人を、象徴するかもしれません。これは財産や、両親にも関係しています。

第五宮は、自己表現力と創造力を象徴します。それは私たちの存在の不朽性や、未来へ何かを残そうとする衝動を表します。趣味、芸術活動、子どもたちがこれに属します。それは自己認識に影響を及ぼし、他者と差別化するものです。

第六宮は仕事、義務、健康の象徴です。それは他者との関係、特に自分に従属関係にある場合に、影響を与えます。それは毎日の習慣や、職場での人間関係と密接なつながりがあります。また、健康への態度や、それに気をつける能力にも影響します。

第七宮はサインを設定する宮であり、つまり子孫や、個人的で親密な関係を象徴します。それは自身に非常に近い人物と、彼らとどのような関係にあるのかを表します。それは社会意識と、調整能力に関連づけられます。したがって、この宮のサインは理想的なパートナーであり、私たちを惹きつけるべきものなのです。

第八宮は、全てのニーズへの満足を象徴します。それは私たちの心理に、強く影響を与えます。親戚や財産(そしてその産物)は、この宮にとって不可欠なものです。それはしばしば、オカルト、魔法、ファンタジーと結びついて考えられます。

第九宮は旅、教育、哲学のシンボルです。全ての時間を向上させたいという、願望を表します。一般的には長期的な目的、計画、将来の領域です。宗教、教会、法律もここに属します。冒険と、社会的性質への慈しみを表すこともあります。

第十宮はキャリア・威信・評判の象徴です。それは社会での新しいアイデンティティを獲得し、権威となりたいという願望を表します。仕事・階層における、地位や評判とも関係してきます。これは内だけではなく、その他の遠大な問題にも影響を及ぼします。

第十一宮は友情、社会、理想の象徴です。自分の総合能力だけではなく、欲望、目的、希望も指し記します。生活を通して出会ったり、助けたりすることで、生活に影響を与える人々もこの宮に属します。

第十二宮は意識、感情、秘密を象徴します。それは問題と制限の領域です。さらに、感情的な問題、真実と克服する必要がある困難にも、影響を与えます。このために私たちは世界を、視野をもって、知覚することが可能になるのです。これは日常生活から私たちを遠ざけ、幻想でもって、私たちを支えることができます。